私はブログに、
たまにスピリチュアルな話も書きますが、、、
実は、
ふわふわした内容のスピリチュアルは苦手です。（存在を否定しているのではなく、私は好みではない、という事です）
地に足をつけてリアルを生きてこそ
地球を選んで生きている意味がある、と思っています。
そのリアルと思っているものが
実はリアルじゃないとしても、
今、目の前に見えている現実に向き合うことに集中しています。
こういった話に興味のない知人友人に
スピリチュアル的な話を自分からふることは
ありません。
人それぞれ、
様々な現実を生きている。
目の前に現れる状況、関わる人々が、
ご本人に最善の今、を見せてくれている。
そこから何を感じ、何を学ぶかは
本人次第。
気づきが起きるかどうかも、
それを望むかどうかも、
本人次第。
だからですね、
ステーキをたらふく食べたいんだ！
という人に
自分が野菜が好きだからと言って、
あなたも健康の為に無農薬のお野菜を食べた方が良い、
とは思わないです。
例え高カロリーのものばかり食べ続けて
成人病になったとしても、その人にその経験が必要で、
そこから得られる何かがある。
どんな経験も、どんな選択も、
全てに価値があると本気で思っています。
苦しそうな人がいたら、
自分のことを後回しにしても、自分の身を削っても
助けるべきだ、思っている人は、
苦しそうな人を見ていると、
自分が辛くなるから
早くその人に苦しい姿から脱してもらいたいだけ、
あるいは
助けることにより自己肯定感を感じたい、など
無自覚に目の前の人に
自分の内側事情を投影しているのです。
べき、という概念は
これまでの人生で採用してきた自分への縛りで
これが潜在意識の中にたくさんある人ほど
自分も生き辛く、また他人にも同じルールを課しています。
全ては自分です。
心が反応したならば、それは
それを見て、自分はどう感じたのか？
常に観察するのは自分の内側だけ、です。
外側の人を変えることはできないし、
変える必要もなく、
人はそれぞれに自分の課題を解いています。
以前は心の仕組みを知らなかったので
目の前の事象に振り回されて疲労困憊していましたが、
今は課題の分離ができて、境界線をひけるようになりました。
今の私の思考のベクトルは
常に自分の内面に向いています。
そんな私が、テルミーを凄いな…と感じるのは
施術を受けられた方が
自然と自分で自分を癒す働きが起きるところ。
テルミーの温もりは、深い癒しをもたらしますが、
それは脳のどの部分で感知しているか、
という実験をしたところ、
大脳辺縁系（古い皮質）という場所だったそうです。
脳には新皮質と古い皮質がありますが、
新皮質は理性を司り、
古い皮質は本能や情動を司ります。
幼少期は本能や情動で生きています。
新皮質（理性）は、
完成するまでに15年の歳月を要するらしく、
幼い頃に親が取った態度、発した言葉は、
まだ新皮質が未発達でフルに使えていない為に、
古い皮質で捉える事になる…。
（脳的に、理性で理解できない、親の真意や状況などは推し量れない、という事ですね）
その頃に受けた記憶は古い皮質に残り、
なかなか消えない。変えることができない。
例えていうならば
新皮質は顕在意識、
古い皮質は潜在意識、無意識の領域、であり、
インナーチャイルドの傷はここに蓄えられていて、燻り続けます。
テルミーの温もりは本能的に満足を与え、
それを大脳辺縁系（古い皮質）で感じる。
テルミーは体表刺激する事により、同時に
心の深層（潜在意識）を刺激しているのです。
施術していて
お客様が昔あったことを話される事もあります。
テルミーの温もりで、大脳辺縁系が刺激され
記憶が浮上してくるのでしょうね。
記憶、は
消えずに残り、眠っているだけで、
ご本人に気づいてもらうことで
浄化することを望んでいます。
ご本人が、ご本人の力で自分を癒している。
私は立会人のような感じです。
医学的には、心身症などの症状は
新皮質と古い皮質の働きに不調和が起こった状態だと言われるそうです。
顕在意識と潜在意識の不調和。
スピリチュアル的に見れば、
今の『自分』と信じている思考が、
本来の自分と一致していない苦しさの現れ。
つまり、魂と自我がズレている状態。
身体からアプローチしても
心からアプローチしても同じです。
自分が自分の記憶に気づく事で
癒しのスパイラルが起こり始めます。
物理も、化学も、医学も、スピリチュアルも、
私は同じだと思っています。
それぞれの観点から
ただ一つの真理を探求していると思います。
