矢田部ギルフォード性格検査

 

こちらの記事を読みました。

 

『サッカーが上手くなる子の性格は?採用活動にも用いられる性格診断で特徴を掴もう』

https://frontista84.com/soccer-personality/

 

 

私は若い頃は音楽に没頭していて、朝から晩まで練習をしていました。決して才能に恵まれていたわけではありません。私よりも練習時間が短くても上手い人は沢山いました。自分の効率の悪さを自覚し、歯痒く思いつつも、ただひたすらにやらずにおれなかった過去があります。

なので、、、好きなことなら、やらずにいられないはず。周りから『やれ』と言われるような事態にはなるはずがない、と思い込んでいる節がありました。

最近は、『好きだから努力が苦ではない』という事も、実は立派な能力だったのだと思うに至りましたが、

 

いずれにしても『好き』『楽しい』という気持ちがあるからこそ『上手くなりたい』と思う訳で、特に子どもならば楽しいと思えない事は頑張れないと思うのですね。

 

好きで始めた事なのに、『楽しくない』と思う理由は何だろう。

 

一つ感じたのは『性格』です。

もちろん、持って生まれたセンスがあれば、それでも『楽しい』が勝るかもしれませんが、そもそもそのスポーツに向いている性格、というものがある気がします。同じ環境にいても楽しんでいる子と、そうでない子がいるからです。

 

先ほどの記事で、サッカーに向いている子どもの性格は、こちらの検査で『B型』と診断された子だそうです。

 

矢田部ギルフォード性格検査

https://ex.senmasa.com/ygtest/

 

YG性格検査B型の特徴
B型の主な特徴は、活動的であり自分の気持ちを積極的に外に向けるという点です。活動的であり外交的な性格でもある。情緒不安定な部分があり、すぐに感情を表に出すことがネガティブな面となる場合もある。ただし、何か不都合が生じた場合も自分で考えて臨機応変に動けるというポジティブな面も有している。

 

いろんな性格の子がいるから、同じ場面でも感じ方はそれぞれ。表に出すタイプと内に秘めるタイプが同じチームで戦う訳ですから、いろんな意味でハードなスポーツだな、と思います。

 

そんな中で、内に秘めるタイプの子が自分の心を置いてけぼりにするような事が重なれば、『楽しくない』となるのは当たり前で、『好きなら乗り越えろ!』と言われても『わかってくれていない』という思いが強固になり、ハートは閉じていくばかりです。

 

どうしても辛いなら辞めてもいいし、葛藤がありながらも続けでもいい。どっちでもいいと思います。

 

ベースの性格は変わらなくても、成長の過程で身体だけでなく、脳も心も成熟してくるので、主張と受容がうまくできるようになる。そういう意味では、サッカーなどのスポーツは音楽のアンサンブルと似たところがある気がします。まず大前提として自分のパートをできるようにしておくこと。主張し合い、聞き合うこと。オーケストラが一つの音楽に聞こえるのは、場面に合わせた立ち振る舞いをそれぞれのパートがしているからです。脇役の場面で主旋律を邪魔するような音量を出したら、周りからアホか…と思われます。演奏力が未熟な内は、これをわりとやってしまいがちです。全員で素晴らしい音楽を作り上げる為に、自分がこの場面で何をすべきか、演奏家は常にそこに意識を置いています。

 

子ども達はまだ未発達で、自分というパートを確立させていません。主張ばかりだったり、受け身だけだったりして、アンサンブルになっていない、という状態。アンサンブルは中学、高校、と続けてようやくできるのかもしれないですね。そこまでいって初めて本当の楽しさがわかるのかもしれません。

 

小学生の指導者というのは、楽器を初めて触った初心者の集まりを指導する指揮者のような感じでしょうか。実力の差もそれぞれ、熱心さもそれぞれバラバラ。懸命にやる人は、努力しない人に腹を立て、努力が足りない人は、ただ楽しく音楽がやりたかっただけなのに、と悲しくなる。意固地な俺が俺がという音、自信がなく消極的なひ弱な音、様々な音が入り混じり、心が一つになることも無いので、客に感動を与える力はありません。プロの楽団の指揮をする方がよっぽど楽だと思いますね。みんな最低限の力量があって同じ方向を向いていますから。(ちなみに、アマチュアでもビックリするくらい素晴らしい団体もあり、プロでもつまらない演奏をする時はあります)

 

だけど、そんな未熟な楽団でも、素晴らしい音楽を奏でる事ができます。

それは、、、

全員が心から楽しんでいるのが伝わる楽団。

(*⁰▿⁰*)(*⁰▿⁰*)

好きで好きでたまらない!

下手でも熱量が凄くて圧倒される。

同じ楽団でも、指揮者によって魔法がかかったように演奏が全く変わるんですよね。

 

少年サッカーも、子ども達が『楽しくて、サッカーが好きで好きでたまらない!』というエネルギーに満ちているチームは、未熟な子ども達のバラバラな個性を活かし輝かせる事ができる指導者に恵まれているのでしょう。

 

 

ちなみに私自身がこの検査をやってみたら

C型(沈静型)でした。

物静かな印象を人に与えるタイプ。情緒が安定しているため、人に不快な思いをさせることがない代わりに、一緒にいるとパワーがわいてくるというタイプでもない。しかし、誰もが癒しを求めているこの時代、一番必要とされているタイプかもしれない。たとえばE型の人はあなたのおしつけがましくないやさしさに安らぎを感じるだろう。E型の人は、同じ情緒不安定でもB型のような攻撃的なタイプには、恐れをなしてしまいがちだし、D型のような万能タイプにはコンプレックスを抱いてしまう。E型の人は悲観的な人が多く。その内容は主観的で客観性に欠けるものだが、あなたはそれを冷静な目で判断して手助けをしてあげることができるだろう。
 ただ、いずれのタイプを相手にするときも、彼らの情緒不安定さにあなたが巻き込まれないように注意が必要だ。

 

だそうです。

サッカーには向いていない事がわかりました(笑)

でも、テルミーの療術師は向いていた様です…

何よりでした。( ̄▽ ̄;)