互いに学び合う存在

 

 

思い込み。

それは、自分の中にある常識のことです。

 

普通は◯◯でしょう?

こんな時は◯◯すべき。

◯◯だなんて、信じられない!!

 

日常で、このような感情に囚われる時。

 

 

起こる出来事に対して、貴方の中にある『正しさの概念』が疼いています。それが貴方を怒らせ、貴方を悲しませ、貴方を苦しめているものの正体です。万人の正解ではなく、これまでの人生で貴方が採用してきた自分だけの正義です。

 

起こる出来事や事態には、、善悪はありません。善悪を決め付けたくなりますが、本当にはありません。

 

何か、事が起きた時。

 

出来事と、

自分の感情と、

その嫌な相手とが…

 

グチャグチャに入り混じり、自分をこんな感情にさせた相手や許せない、相手が悪い、相手が変わるべき、こんな状況になった出来事を呪う、、、。

 

 

あります。私だってありますよ(苦笑)

そんな時に、どうするかと言うと…

 

 

 

(゚∀゚) 自分💗   

 

 ↑  ↑  ↑(学び・気づき)

 

 

 

ーーー★出来事★ーーー 境界線

 

 

 

↓  ↓   ↓(学び・気づき)

 

相手❤️ ✌︎('ω')✌︎

 

 

境界線を引くのです。

起こる出来事は、自分と相手に『それぞれに必要な学び』を与えています。

 

怒っている時、境界線が見えません。相手の課題まで引き受けて、相手が変わればいい!!o(`ω´ )oとジャッジし、我を忘れます。このジャッジこそが『自分が信じている正義、思い込み』です。

 

しかし、それは不要なのです。相手には相手の正義があり、相手にとっての課題があり、その出来事が起きています。

 

私がダメだから、でもない。

相手が極悪人なわけでもない。

 

ただ淡々と、その出来事に対して感じる自分の感情と向き合います。やる事と言ったらこれだけです。自分と向き合うのに慣れていない人は最初は大変です。しかし慣れてくると、境界線が引けずにグチャグチャに翻弄される時間が短くなります。嵐が最短で去っていきます。

 

コツは、嵐から逃げずに、感情をしっかり味わいきること。その際、感情の全てを否定せずに、自分だけは自分を全肯定すること。なぜそんな気持ちになったのか、根気強く自分の内側を探します。

 

嵐の最中に、相手へエネルギーを向けるばかりで、自分の苦しさにちゃんと付き合ってあげないと、、、自分がスネます。

 

自分の内面にエネルギーを向ける。解決策は、これしかありません。

 

相手を変えようとしても、相手は変わりません。出来事を呪っても、出来事は消えません。何回でもまた時期や状況を変えて同じ事が起きます。

 

自分にエネルギーを向けると、もう同じトラブルはやってきません。相手を変えることなく、解決します。

 

そうやって、自分と関わっていく人々とは、出来事を境界線として、自分に気づきを与えてくれる有難い存在になります。互いに自分の課題を解いているのですから、自分と向き合うと共に、相手へエールを送る気持ちにすらなります。