イトオテルミーは時代の流れに乗る

 

 

イトオテルミーの会員になると、年に4回ですが、会報誌が送られてきます。

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ザ•テルミー。いろんなお話が載っていて、毎回興味深く拝読しています。

 

しかし!私が今日お伝えしたいのは、内容ではありません。(もちろん、内容も素敵ですよ!)

 

お伝えしたいのは、表紙の下部にあった

この…、この…!!

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Facebookはじめました…((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

なぁんだ、Facebookページの紹介?

と思われましたか…。

はい、一般的にはそうですよね。

 

 

今の時代そんなの、、だからどうした??

って話ですよ。

 

ですが、私は、私は、、、、驚愕したのです

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

 

なぜならば、これは今までのイトオテルミーだったら、

考えられなかった事なのです…。

考えられなかった事、なのです!!!(2回言った)

 

伊藤金逸博士が残したこの療法と、その精神を、『正しく』後世に伝える為には、守らなきゃいけない心得があり、それが故に規則も非常に厳しいのです。

 

よくわかります…。でも、今の時代にはそぐわない保守的過ぎる面も否めません。

 

例えば、療術師が独自にフライヤーを作成する事も許されていません。お渡ししたい場合は本部作成のフライヤーをお渡ししなきゃいけない。名刺は作っていいけど、フォーマットもこんな感じが望ましい、とか。

 

他にも細かくいろいろ、いろいろ、いろいろ、、、あるんですよ。

 

療術師は沢山います。いろんな考えの方がいます。だから、大切なものを守るためには、ある程度厳しいルールは必要。

 

だけど、今の時代は、やはりインターネットの普及、SNSの時代です。イトオテルミーの良さを伝えたいと純粋に思っている『現代の療術師』にとっては、時にこの規範は、そこまで…??と感じざるを得ない内容です。

 

ですから、そんなある意味保守的とも言える本部が、まさかFacebookを始めるなんて思っていませんでした。

 

けれど…。

これは、素晴らしい変化だと思うんですよ。

 

 

テルミーは90年前から存在しているけれど

会員制度で家庭健康療法、という形態から、これまでのやり方を頑なに続けるならば…

 

知らない人は一生お目にかからないし、特に若い世代には、知ってもらえない。それって、凄く残念な事です。

 

歌舞伎などの伝統芸能にしても、今も残るものはみんな時代の流れをうまく取り入れています。変わっていないように見えて、実は少しずつ変化している。

 

そうでなければ、時代と共に消えていたでしょう。

 

 

金逸博士が作られた、テルミー線や冷温器は

絶対に変わりません。

また医宗一如光や、観音行であるという精神は

療術師が常に心しておくものです。

 

しかし、その他のやり方については、、、

 

 

その時々の時代…というものを取り入れる、柔軟さも必要であると考えます。そうでなければ、昭和世代が老いていくと共に、テルミーを利用する人がどんどん減り続けていく。

 

それは本意では無いはずです。

 

 

今は身近にたくさん病院がありますから、そこからして、もうテルミーが出来た頃と全く環境が違います。

 

だから、今求められている形も違う。

 

そして確実に、

求められている…と実感します。

 

 

自然界の中で、変化していかないものは存在しません。

それこそ、不自然というものです。

 

 

たかが、Facebook

と思われるかもしれませんが、この一歩は凄く大きな変化だと感じています。金逸博士のテルミーの素晴らしさを、たくさんの方に届くように、そして後世に残していこう、という強い思いを感じました。