ヒーリングをする意味は…

 

 

 

現在、COCOIROのマスター養成講座を受講しています。前回、全員が第三シンボルを伝授された事になり、遠隔ヒーリングを送れるようになりました。

 

その後、毎日メンバーで遠隔レイキを送り合うことで、

 

送り手

受け手

 

両方を体験している最中です。

 

 

 

 

最初は、

 

本当に届くのか?

ちゃんと受け取れるか?

人によってエネルギーに違いを感じるか?

送る時の感覚

受け取る時の感覚

 

いろんなことが実験でした。

 

 

送ったあと、LINEで双方の体感や感覚をシェアして、すり合わせを行っているのですが、受け手の方から、感想をいただけると、ふわふわと見えない世界の事ではあるものの…

 

『私が送った遠隔レイキは、本当に届いているんだ』と確かめる事ができ、

受け手側に回ると『遠隔は本当に届くのだな…』と実感する事ができます。

 

わたしの場合ですが、受ける場合、手足にビリビリを感じ、そのビリビリが全身を包み込みます。(ビリビリは、ヒビキ)どのヒーラーが送ってもそうです。ただ、届くエネルギーの質感?に個性があります。良い悪いではなく、個性なのだと思います。

 

 

最初はただ、届いた!受けとれた!というだけのものだったのが、回によって身体の部分が熱くなったり、波のようなエネルギーを感じたり、眠ってしまったり、、という事が起きてきました。

 

受け取る時ですが、一つ言える事は、回数を重ねるとエネルギーを受ける事に慣れ、体感がだんだん敏感になってくると感じます。ヒーラーに安心して委ねられる事も大きいです。

 

私の送る遠隔についても、パワフルと感じる方もいれば、温かくて気持ち良い、と感じる方もいて、その時の状況なのか、受け手側の個性なのか、わかりません。

 

受けた場合、その場で直ぐに肩こりが消える!とか、現実の問題が嘘のように解決された!とはなりません。受けて直ぐの体感は、『温かく癒され、気持ちが軽くなったな』という感じです。

 

エネルギーでヒーリングする事で、『現実の世界だ、と私達が認識している領域』で、何らかの変化が現れる事はもちろんあると思います。ただ、それを本人がヒーリングの効果だと受け取るかどうか、また気づかないほどの微細な変化を察知できるのか、という問題もあります。

 

例えば、わたしの場合は…、知りたかった情報に出会えたり、自分自身に自問自答する課題に恵まれたりしていますが、それがヒーリングの効果かと言えば、私はそうかもしれない、と感じますが、誰もがそう感じるかはわかりません。(そうと受け取るかどうか、ということ)

 

ヒーリングで行う事は、おそらく本人が自覚していない、エネルギーの滞りを正常な状態にしていくために、エネルギーの領域で必要な癒しが起きていると思います。それが肉体に作用するのか、精神に作用するのか、両方かもしれないし、本人が解決してほしい問題にダイレクトに作用しているかは、わかりません。

 

ヒーリングを受ける方は、病気や、うまくいかないなんらかの解決したい問題があり、その為にヒーラーに依頼すると思います。ですから、その問題が解決しなければ、ヒーリングは効果無かった、あるいは届いていない、と判断されるかなと思います。

 

私がずっと思っているのは、病気を含め、現実と思われる状況において、なんらかの自分にとって心地よくない事態になっている時は、

 

『本人の想念がそうさせている』

 

と思っています。それは、その人本来のエネルギーを邪魔している想念、概念、思い込みが、うまくいかない現実を生み出す、という事です。

 

もともと人は完全なる存在です。本来の状態であれば、愛や喜びです。それは、目の前の事態がどうであろうと、それを『全て良し』と受け入れられる、ということ。

 

全てを良し、とできないならば、それは自分が採用してきた想念や概念のこびり付きが原因であり、ヒーリングでやる事は、多分、その部分への気づき、癒しであると思います。本来のその人を発揮できていない原因を癒しているのだと。

 

問題を消しているのではない

気づきを促しているのだ、と。

 

促した気づきを、その場でハッキリと自覚できなくても、日常で定着を図るための出来事が、ジワジワやってきます。その時に自分がどう感じるのか、自分を苦しめてきた状況に対して、何を思い、どんな行動を選択するのか。

 

自分で歩いてこそ、一つの概念を外す思考の変化が起き、その為の行動を選択する事ができ、その結果徐々に本来の軽いエネルギーの自分へ戻っていく…ヒーリングはそのための応援歌のようなものだな、と感じます。

 

私は、潜在意識の書き換えは、真の意味では効果がないと、思っています。いくら不要な概念をその場で取り去っても、本人に自覚がなければ日常の中でまた戻っていってしまうと思うからです。本人の自覚こそが本当の癒しです。それは本人にしかできません。

 

見えない原因を指摘したり、除霊をしたり、そういう事は、ヒーラーではなく、霊能者さんの仕事だと思います。ヒーラーと霊能者を混同してしまう事が多い気がします。両方の能力を持って活かしている方もおられるので分かりにくいですが、これらは全く別物だと私は思います。

 

霊能者さんにはその役割があって、その能力を活かしています。時に、見たくもないものに対処したり、危険も伴い、大変だと思います。精神性高く、常に自分を顧みて、愛に生きなければならず、厳しい道です。そうでなければ自分が堕ちてゆく危険性が常にあるわけです。

 

人間誰しも、恐れやエゴがあり、それが我を見失う要因になり得るので、常に自分に問い続けられる方でないと身を滅ぼすかもしれない。それも尊い経験の一つではありますが、自身の満たされなさや、興味本位で足を踏み入れる世界ではないな、と思います。

 

遠隔の練習をするようになってから、自問自答が続いています。ヒーリングをする意味、ヒーラーとはなんなのか、なぜそれをするのか、その真意は?

 

そこに正解の回答はありません。あくまでも、私の中でそれをどう感じ、どう腑に落としたか?というものです。自問自答の結果、私が何を選択するのかまだわかりませんが、内側から深く納得できた時…少なくともその時は、スッキリしていて、落ち着いており、喜びと共にあると知っています。

 

そんな深く思慮する時間を得られたのも、仲間からのヒーリングの効果かもしれません。