私の住んでいるところは、少し道を入ると、昔の日本ような、のどかな田舎の風景が広がります。
今朝も犬と散歩したのですが、このエリアに来ると犬のイキイキ度が凄い。動物って素直ですね。
私の脳裏に、思考が降りてくるのは、大抵このように自然が多い場所を歩いている時です。自然の中にいると、静かな気持ちになって風景に溶けるような感覚になり、条件が揃うのかなと思っています。
風が心地よく、風…について考えていました。
私達が見えている景色は、そこにチャンネルを合わせていないから視覚できていないだけで、実は多次元が重なっていると言われます。
けれど風だけは…次元間を自由に行き来しているのではないか、と思ったのです。そう思うと、本当に自由だなぁ、と。私も風と同化したいと思いました。風については、これからも考える事が多くなりそうです。。。
それから山を下って河原を歩きました。水面に映る太陽が、キラキラ、キラキラ、あまりにも美しく輝くので、思わず見惚れててしまいました。どのくらいの間見ていたのだろう、、。それから視線を川の流れに移すと……美しい紫色の円が見えました。
とても強く、美しい紫色でした。驚きと共に見惚れ、また川を眺めながら歩き出しました。そうしたら、また紫色が見える。
試しに、空をみたら、また紫色。
そうか、太陽の光をみた残生現象だな…と理解しました。面白くなり、いろいろなものを見ました。空、山、遠くの家、ガードレール…。見るもの見るもの、全てが紫色でした。そのうちに色が黄色に変わってきました。空を飛ぶ鷺も黄色、何もかもが目線が止まると黄色に染まる。
その黄色がおさまってきた時、空気に無数の光が見えました。その動きはホコリが舞っているのに似ていて、キラキラ、キラキラしていました。
（見えたのはもっと細かい光です）
空気にこんな風に舞う光がある。これも残生現象の残りなのかな…と思うと同時に
『プラーナだ』
そう思いました。呼吸をしながらプラーナを感じることはあっても、視覚したのは初めてでした。これは、たまたま偶然が重なって今見えているけれど、プラーナは、見えなくても、確かにあるもの。
しばらく見たあと、また消えてしまいましたが、こうしてキラキラと存在している事がわかって、ますます呼吸を大切にしたいな、と思いました。
………
あれは度重なる偶然で見えたのだろう…と思っていましたが、その後、夕方に外に出た時も、太陽の強い光を見たわけではなかったのですが、普通に見えました。見えるとわかったら、もう見える目なんでしょう。
プラーナが見えるようになって良かったのは、プラーナに宇宙に満ちる生命の喜びを感じた事です。当たり前だった空気や呼吸が尊く感じられ、呼吸をする度に、幸せなエネルギーを吸っているのだな…と思います。
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温熱療法イトオテルミー Slothの森療術所
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