温かいお別れ

 

 

 


とても心温まる葬儀に参列しました。

 

 

 

 


これまでも、親戚や近しい人の葬儀には、何度か参列しましたが、実はその度に感じていたのは、不謹慎なのですが…

 

 

 

お経が長くてじっと座るのが辛い💧

作法を知らず、自然な美しい所作ができないので、ぎこちなくて恥ずかしい💧💧

 

 

 

故人との別れもさることながら、この慣れない所作への不甲斐なさに、私は毎回落ち込んでいました。

 

 

 

お焼香に立つ時、、、

お坊さんや親族へお辞儀する時、、、

 

 

 

お辞儀の立ち位置

お辞儀している時間

お辞儀の角度

直る時によろけないか

お焼香のやり方は…

 


こんな事考えて緊張する人、私の他にもいるのでしょうか(−_−;)

 


しかし

 


変容を終えて参列した今回の葬儀では、このような考えが全くよぎりませんでした。

 

 

 

まず、お坊さん方の発する読経が、バイブレーションのように響き渡り、私を包みました。

 


音、の中に私が居て

私が音と重なる感覚です

 


バイブレーションが美しく

私はずっと合掌していました。

 


義父にあげてくださる、そのお経が尊く感じられ、お坊さんに感謝の思いが湧きました。

 

 

 

時間や角度など考える事もなく、自然と、ただ私の感謝の思いを、身体で表していました。ああ、お辞儀とはこういう事なんだな…と初めて感じました。

 

 

 

お焼香は…

 


そもそもお焼香ってなんなのだろう?と、式場の方に事前に質問しました。そうしたら

 

 

 

諸説あるのですが

旅立つ故人の『ご飯』になる、意味もあるそうです…が、諸説あります…。

 


とのお応えでした。

 


ごはんだったのか!

これは私にとっては嬉しい驚きで、そんな事ならば、心を込めてお焼香しよう、と思い、

 


義父の好物を、事前に義母に確認して

 


1回目

お義父さん、天ぷらです…

 


2回目

お義父さん、うなぎです…

 


3回目

お義父さん、お酒です…

 

 

 

いっぱい食べてください。と心の中で唱え、合掌して席へ戻りました(笑)

 

 

 

ああ、所作なんて関係ないんだ。心があればそれで何も心配する必要などなかったんだ、、と初めて知ったわけです。

 

 

 

今回の葬儀は、日本各地がコロナの影響で自粛要請が出ていたりして特殊な状況下でしたので、本当に家族だけで、親戚や一般の方の参列やお香典も全てお断りさせていただきました。

 


お坊さんも、長いお付き合いの方で、孫たちも毎年除夜の鐘をつかせていただくお寺さんで

 


しかし、そのお陰で…と言っていいのかな?

…むしろ、なんの気兼ねもなく、ただ純粋に義父との思い出を、家族それぞれが、想いを馳せられる、本当にいいお式だったのです。

 


斎場も里山の桜が満開で、異空間のような穏やかな場所に建っていまして、その場にいるだけでエネルギーが満たされるような場でした。

 

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全てにおいて、義父や義母の人徳だなぁと感じた今回の葬儀。

 

 

 

お葬式などの行事を一つ一つ行う事は、残された人々の心の整理の意味合いが大きいと思いますが、

 


魂的には、旅行を終えて天に帰ったわけで、それが本来の姿ですから、

 


義父は肉体をまとわず、制限のない自分で自由にいると私は思っていますし、今までより、より近く、より瞬時に、『思い』だけで繋がるんだな、と思っています。

 

※Slothの森療術所は、4月19日まで休業します。

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温熱療法イトオテルミー Slothの森療術所

⭐️完全予約制(女性のみ)

⭐️メニュー 全身テルミー(お着替え含め約60分)

⭐️施術料 3000縁(税込)

⭐️所在地 大分市高江付近

(詳細はご予約後に個別にお伝えします。)

⭐️男性のみの施術は受け付けておりません。

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