陶芸の趣味を15年ぶりに再開させました。
すっかり忘れていると思っていたけど、動作の一つ一つを手が覚えていました。これには驚きました…。
音大に行っていた頃、保健体育で脳の働きについての講義がありました。何かを習得するために、繰り返し練習する事によって、シナプスが伸びてきて回路をつくるんですよね。何度も何度も繰り返すと、より強固にシナプスが結ばれる。
なので、例えば譜面を間違えて練習してしまったら、しかもそれを一生懸命に何度も何度も、繰り返し練習してしまったら…一度繋がったシナプスを作り替えるのは大変なんです💧だから楽譜はよく読んで練習しないとね、という話しだったのでした。それは凄く印象的な授業で。なるほどー!と思いました。
そんなんで…15年ぶりであっても、一度覚えた感覚は、ちゃんと脳が、触覚が記憶しているんだな、、と感心しました。もちろん鈍ってる部分は追々追いついて来るんだと思いますが。
先生がとっても丁寧に、菊練りを教えてくださったのですが、以前適当にやっていた癖を手が覚えていました。これはシナプスの作り直しをしたいと思います。
長閑な山の中の、廃校になった小学校を利用した陶芸教室です。目下に田んぼが見え、本当に素晴らしい環境です。自然の中にいるとインスピレーションが降りて来やすいので、こんな環境で作陶できるのは幸せです。
登窯も年2回やるそうです。
私にとって、脳裏に浮かんだイメージを自分の手を使って表現することや、言葉にならない想いを音で表現する事は、浄化であり、創造です。