万物が完全変態の最中なのだから

 

 

 

 

昨日、完全変態について書きました。

チョウの完全変態を、人間の成長(特に思春期)に焦点を充てたものです。

 

 

しかし、この考えって、思春期に限らないな・・・と書いた後で思ったのです。大人にも、この様な時期はあります。

 

 

私の場合は、2016年がサナギの中でドロドロになっていた時期でした。どのくらいの間ドロドロだったのか、詳細は忘れてしまいましたが、ドロドロにも段階があって、グチャグチャから少しづつ変化があります。それは外からみたらわかりません。

 

 

そうしてサナギから出てきたら、もう前の自分とは全く違う自分になっていました。もちろんイモムシの頃の記憶はありますが、反転・・・と言っていいくらい変わりました。それは、びっくりするくらいの変化なのですが、別人になるというよりは玉ねぎの皮を剥いていったら「本当の自分」になった、というものです。びっくりするくらい別人だったのは、むしろ変容前の自分なのでした。全ては自作自演とはいえ、よくできた流れだな、と思います。

 

人生の中で、こういった大きな変化は、例えば職を失った・・とか、近しい人との死別・・とか、離婚して・・など、破壊~再生という流れ中で行われる事が多いかもしれません。なので、破壊は喜ばしい事ではあるのです。渦中にいたらとてもそうは思えないですけど。

 

 

そんな時期は、外からは変化はわからないかもしれませんが、本人は内面で今までに味わった事のない感情や葛藤や思考が巡り、それが大きな変容となり、魂の成長となります。まさにサナギのドロドロなんです。

 

 

ここまで大きな変容とは別に、日常の中でも 小さな変化、小さな変容は無数にあります。脱皮を繰り返すみたいに。そうやって、大人であっても進化成長しているわけです。

 

 

自分がそうなのですから、出会う人それぞれ、みんなそんな最中にある、という事です。ムカつく人や許せないと思う人が現れたとしても、その人も成長の過程にあり、その姿は完全体ではありません。だから、ムカついたその人が生涯ずっとその姿のままという事もないのです。

 

 

そして、人生のタイムラインで出会う全ての人々が、進化の途中であり、互いに成長を促しあう存在です。今の自分の成長に必要な人と出会っており、楽しいことも楽しくないことも、魂にとっては全てが自分の成長の糧であり、そういった意味で全てが完璧なんですよね。

 

 

人間についてもそうですが、これは社会全体にも言える事です。世界も変化し、集合意識も絶えず変化し、進化し、成長しているんですね。

 

 

感情が大きく揺れている時とか、今のように社会全体が大きく変わろうとしている時は、完全変態のサナギの状態です。

 

であれば、自分以外の誰かのサナギを、無理やりこじ開けて、自分が良いと信じるアプローチをするのは、自分のエゴが騒いでいるということです。

 

ですからどんな時も、やはり向き合うのは、自分自身の内面の感情に対してであって、目の前の相手や社会ではない、という事です。どんな出来事も、自分の魂を成長させる材料に過ぎません。

 

 

目線を更にひけば、そもそも今世において、地球で生きている時間の全てが、サナギの完全変態中とも言えます。

 

肉体を脱いで魂になった時、自分がどんな姿になっているのか。それを楽しみに生まれてくる。魂の目線、ハイヤーセルフの視点から見れば、どんな出来事も、どんな感情も、喜ばしい成長のドロドロ…となります。

 

『自我』だけが、悩んだり苦しんだりしますが、全ての人が己の魂の成長の為に転生している事を思えば、ちゃんと万事良好に進んでいるのです。

 

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温熱療法イトオテルミー Slothの森療術所

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