スピリチュアルを発信しているブロガーさんも大勢いらっしゃいますが、私が読むことができるブログは、かなり少ないです。
しっくりくる基準・・というのがあります。それは、筆者がフラットな状態の方であると感じられるものです。アップダウンが激しかったり、主観を強調されすぎたり、こっちの方向だよ!と強くメッセージされていると感じると、スススーーーーッと去りたくなります。
かなり前に「私の思う霊性について」という記事を書いたのですが、
https://thermie-sloth.hatenablog.com/entry/2020/01/17/220452
スピを扱う方でも、これが私の好みであり、基準となっているので、大半のスピリチュアルブログは受け付けないのだと思います・・・。
そんな中で、本当にたまーーーに読むブログがあって、世界のスピリチュアル記事を紹介している方なのですが、その著者さんはかなり第三者的な立ち位置で書かれていて、全てを鵜呑みにせず、とても冷静なんですよね。だから興味のある内容だと、たまに読めたりするのですが、その方がある本を紹介されていました。彼女が言うなら読んでみるか・・・と最近購入したものがあります。
「神との対話」
読み進めてすぐに気づいたのですが、これはチャネリング本でした…( ̄▽ ̄;) 人生でうまく行かず破れかぶれ(?)な気分であった筆者が、この世に神は本当にいるのか!?と自問自答するところからの、自動筆記・・・となり、神様と質疑応答となるお話だったのです。
ふむふむ・・と読み進めていきました。なるほど!と感じるところもあって、面白く読んでいたのですが、だんだんと・・・「あれ?これって、本人の知識とか、思考が時々混ざってないか?」と感じ始めたのです💦
本当のインスピレーションもあると思いましたよ。けど、大半が彼の概念を肉付けするものであると思いました。事実かどうかはわかりませんが、私がそう感じてしまったので、もう…ちょっとこの先を読み進める気が萎えてきました…。
神様…って名乗っているけれど、どの存在と繋がってチャネリングしたんだろう。そもそも、本当に大いなる存在であれば、こんなにペラペラペラペラしゃべらない気がする…と、私は感じます。そこに、あきらかに「あなたの主観、入ってるよね?」と思っちゃったわけなんです…。
この本は、世界的なベストセラーのようで、多くの方に影響を与えた様です。特に、西洋などの宗教観がガッチリ根付いている国にとっては、「神」という概念を覆す意味では、ベストセラーになることによって、多くの方に影響を与える事ができるので、意味があると思います。
けど、私は読む必要なかったネ……(苦笑)とわかりました。もう、それは知っていると感じる事も多かったし、そもそも、それも自分で感じればいい事なんだし…(∩´∀`)∩
でもまあ、この本を、凄い!と鵜呑みにせずに、直ぐに「これは、必要ないな…」と思えた自分を誇りたいと思います(笑) 続きを読むかどうかは…気分に任せよう💦
なんでこの本を手に取ってしまったんだろう…と半分思い始めてしまった訳ですが、この本を知るキッカケとなった、そのブロガーさんも、他の記事を読んでみたら、この本に対して私の感じた事と似たような視点であり、良い点も認めつつも、批判ではないですが、かなり冷静に成り行きを観察している記述を見つけました。
ここを先に読んでいたら、買わなかったよ…(;´・ω・)…と思いつつ、それもまた経験だな…と(笑)
やはり、自分の感覚としては、「真理」のような存在とは、私の思考や成長を邪魔しない(自分で考える余地と時間を与えてくれる)と感じます。それは、ある事柄に対して、自分の中で課題として自問自答して過ごしている中での、一瞬の直観であったり、一瞬にして胸にやってくる感情のような感覚…としか言いようがありません。
それも、私がペラペラ勝手に答えのようなものを語られるのが好きじゃないから、そのような方法でやってくるのかもしれませんけど…(笑)