私は動物好きです…♡ 子どもの頃から理由もなく動物が好きです。幼い頃は自分が人間のくせに「人間嫌い」でした。具体的に自分の身の回りの誰かを嫌っていた……というよりは、もっと漠然と「人類」が嫌いだと感じていました。動物には無条件に心を開けていたのですけど（…人間だって動物なのにね）
ムツゴロウ王国で働きたいな、とか、アフリカで野生動物の保護をしたいとか、そんな夢もありました。動物と心を通わせたい、動物と寄り添って生きていたい…と。
今の私は、昔のような「人間嫌い」ではないですが、そもそも一人の時間をこよなく愛する性質から、自分から望んで人と知り合おうという氣は起きません。けれど、日常生活で出会う方々とは、昔よりも自然と心を開いて対峙できています。
ですが、それでもやっぱり「動物」が好きなんですねー。なんなんでしょうね、これは……。
動物と対峙する時。私は、無意識に、彼らと繋がっている感覚になります。言葉ではない、テレパシーのようなものかもしれません。ただ、「大好きだよ」のエネルギーだけで互いにシアワセを感じ合っているような感覚です。
志村動物園で有名ですが、「ハイジさん」という動物と会話できる方がいらっしゃいますよね。彼女のコーナーは何度か見ましたが、一番心に残っているのは、象のランディの回でした。20歳で亡くなった象使いの青年、坂本哲夢さんのパートナーだったランディ。ランディにまだ哲夢さんが亡くなったことを報告できていなくて、お母さんがハイジさんに依頼してランディの気持ちを聞いてもらった回でした。
動画を探したのですが、無かったです。残念。。。もう、号泣しまして。この人は本物だぁ……と思いました。こんな風に動物の言葉が理解できたらいいな…と思いました。でも、きっと特殊能力がある人だけができるのだろうと思いました。
ですが今は、「アニマルコミュニケーション」という動物と会話できるツールがある様です。これも、レイキ同様に才能は関係なく、誰でも可能であるらしいです。
私は動物と会話がしたかったので、いつかアニマルコミュニケーションをやってみたいな、、と思っていました。それで、つい先日アニマルコミュニケーションとはこういうものなんですよ、という導入の講義を単発で受けてみたのです。
けれど。
結論から言うと、この先の講義に進むのはやめました。
会話のやり方というのは、この後ちゃんとした講座を受ければ、もっと深く理解できていくのだろうとは思いますし、さわりだけの講義で全てがわかるはずもないのですが、それでも「ああ、もう私は既に、ちゃんと彼ら（うちの犬＆猫）と通じ合っているじゃないか……」と思ったのです。それがわかっただけでも単発の導入を受けてみて良かったのかもしれません。
私のイメージでは、アニマルコミュニケーションは、動物がペラペラ話しかけてくれるものだと思っていました。（もちろん、そんな風に声が聞こえてくるという方もいらっしゃるのかもしれませんが）これもその人のタイプにより受け取り方はそれぞれであるとのこと。「声が聞こえたり」「ビジョンを見たり」は、それぞれに得意な繋がり方というのがあるのですよね。そうなると私は直観力で「ああそうか」と受け取るタイプなので、私のような人が見えたり、聞こえたり、にはならないって事なんです。
そうだとしたら、もう、私なりには今の時点でも受け取れてるわ………と思ったのが一つ。
もう一つは、エゴが助長されてしまう可能性があるかもしれない、と感じたこと‥です。
自分が常日頃、ワンコとニャンコと触れ合っていて実感しているのは、「動物は、常に”今”に生きている」という事なんですね。それを強く感じます。人間のように、「あの時こうだったから、今わたしの気分は最悪だ」とか「昨日食べたオヤツはあんまり好きじゃなかったなー」とか「明日はあっちの公園に行きたいわ」とか、、感じて生きていないんですよ。
彼らは、常に「今を生きて」います。今の、一瞬一瞬に敏感だし、過去や未来に思考が飛んでいるとは思えないんです。私は彼らを「今ここ先生」だと思っています。
動物が人間よりも知能が劣っているとか、人間同士のような思考を伴った会話などできはしない、と言っているのではありません。むしろその逆で、動物はとても自然に生きているので、人間のように思考をこねくり回した様な会話をするとは思えない、というのが私の感覚です。
なので、、、どうなのでしょう、、、もちろんアニマルコミュニケーションがちゃんとできている人は存在すると思います。志村動物園のハイジさんなんかは、本当にできている人なんだと思います……多分、それは彼女には必要があっての特殊能力、な氣がします。
けれど、そうじゃない方というか……やり方を学んでやってみる一般の方々は、そこに自分の思い込みを投影していないか？って所には十分注意する必要がありますよね。自分の思い込みで動物を「擬人化」していないか。そこに自分の概念は混在していないか。。その根底にある自分の中の因子は何か……。
https://www.businessinsider.jp/amp/post-164145
犬の｢ごめんなさい｣という表情は、ごめんなさいではない？
ごめんなさい‥だと判断しているのは、人間の中にある概念がそうさせているという見方もあります。そうやって物語を作ってしまうこともあるかもしれません。
動物の言葉にならないエネルギーを受け取り、解釈をして「言葉」という制限のあるものに「変換」するのは、人間です。その受信機である人間の、その人の脳内にまだエゴや恐れがいっぱいあったら……どうでしょうか。
チャネリングもそうなんですけど、やっぱり受信する人がどれだけお掃除が進んでいるかが大きいかな、と思います。そうでなければ、思い込みを投影してしまいます。（無意識に）
自分が動物が好きなのであれば、アニマルコミュニケーションと向き合う事で自分の浄化を促し、魂の成長に繋がる。。というのも、もちろんアリだと思います。今回のアニマルコミュニケーションは、ただ会話することを目的としているというよりは、自身の成長のそれを目指しているように感じました。
そこはレイキと同じで、誰かを癒したいと思ってレイキを始めた人が、結果自分の浄化が進んでラクになれた、、と同じ話なのかなと思いました。だから、動物と話したくてー♡で始めた人が、自分の概念を外していく道に進む…みたいなことになるかもしれないです。
そうなると……。
ますます、その意味でも、私の場合は敢えてアニマルコミュニケーションで浄化をやる必要がないのですわ‥(・へ・)（もう既にお掃除は日常の中で行っている）本当に、ただ単純に会話したかっただけなので、魂磨きみたいな観点に話が進んでいくのは、なんだかなぁ‥‥と(*_*)
でも、たぶん一般の人にとっては、すごく意味のある事です……。入り口が大好きな動物だったら入りやすいし、続けられるという利点もあります。
あと‥、別件になりますが、、講義中に「アニマルコミュニケーションを通してどうなりたいですか？例えば、ペットの問題行動を改善したい（その理由を聞きたい）」とか……」と質問されました。
私は、「問題行動ってなんだろう……？」とその時、ポカン……としてしまいました。飼い主にとって困る動物の行為の事なのかな……？でも、それを困ると判断しているのは飼い主だよな？私は、動物の反応は日々いろいろあるけど、それによって困ったり、問題だと思った事は無いな…(￣▽￣;)と。
まず、この質問で……あれ？なんか…違うかもなーと思っちゃったのかもしれません。問題が無いと思っている人にとっては、問題が存在しないからです……。そりゃ、夜遅くに「外に出たいー」と言われれば確かに困りますけど、「しょーがないなー（笑）」で終わりです。だって、しょうがないじゃないですか。出たいんだから。それで、出て満足したら「ありがと」って満足して見つめられるんですから、もうそれでオッケー（私は）
で、私はその質問に「アニマルコミュニケーションを通して……？えーっと、互いの存在をただ喜び合いたい……かな」と答えたんですよね。
はい（笑）だから、もう、今十分それはできているんですよね。アニマルコミュニケーションを通さずとも、というか私なりのテレパシーのような感覚で、いつも「大好き」「ありがとう」「かわいいね」「あーしあわせ」ってお互いに感じ合ってるんだから。
私も、彼らも、とてもシンプルに生きていている‥‥٩( ''ω'' )و
そんなわけで、私にとっては、このまま彼らとの日常をただ愛おしく、ただ慈しんでいくことが、自分の望んでいる事だな‥‥と、思えたので、講座を受講してのアニマルコミュニケーションは必要ない（私の場合は）という結論に至りました。
けど、ご興味お有りの方は、調べてみてください。レイキなども全くやったことが無ければ、気づきを得る入口としても良いかもしれないですよ。
