植物や動物と話す……という感覚

 

 

最近の、私の関心はもっぱら「動物」や「植物」であり、彼らと会話をしたいというものです。

 

それは、以前からそうなのですが、今は私が「彼らと話すには……」という意識を絶えず飛ばしている状態なので、自ずとそれに関する情報が集まってくるわけです。

 

…と、同時に。

 

自分は情報も探しますが、もともと直観タイプなので、ぼんやりしながら…とか、散歩をしながら、それについて思考をしていると「…ああ、そうか!」という感覚が降りてくるのを大切にしています。

 

そして、その「ああ、そうか!」の感覚を裏付ける知識が、その後で見つかったりするのです。そうなると、「やっぱり、『ああ、そうか!』の通りだった!」となります。

 

今回は、植物についてなのですが。

 

うちは山など自然が豊かな場所に住んでいるので、散歩する時はいつも木や緑を見ながらなのですが、「植物と会話をしたい」と思いながら歩いている時に、「……私は、植物と会話をしたいと思っているけど、イメージとしては人間の声のようなものが聞こえてくる、しゃべりかけられると勝手に思っていたけど、そもそも植物って、人間のように言語で語りかけてこないんじゃないか…?人間のコミュニケーションツールに当てはめていても、それは見当違いなんじゃないだろうか……」と思ったのです。

 

よく考えてみたら、当たり前の話なんですけど、やってくるのが「言葉」だと思っていたら、きっといつまで待っても会話はできないでしょう。

 

私が何となく感じているのは、植物から発せられているのは、言葉では説明しにくい「雰囲気」というか、波動…のようなものだ、というものです。明確に言語化はできない空気感のようなもの。ありのままを当たり前として自然に受け入れている存在であり、発しているのは「心地よい波動」とか「静」とか「享受」とか……です。(と、私が感じています)

 

 

彼らには、エゴが全くないので、例えばこちら側が勝手に「こんな劣悪な環境の中で根を張って生きていて、ちょっと不憫だ」とか思ったとしても、彼らはその環境を享受して、あたえられた中で生命活動をし、エネルギー循環しているわけで、自分をかわいそうだとか、環境を呪ったりとかは、ないのだと感じられます。

 

そんな、エゴの無い植物なので、人間から話しかけられるように「言葉」でメッセージがやって来ることはちょっと考えにくいな、と思ったのです。

 

植物には植物の発し方がある。

 

そう思って散歩をして、いつものお気に入りの桜の木のそばを通りかかったのですが、なんというかとても「歓迎された空気感」を感じまして。。。

 

たまに私がその木にもたれ掛かって座って空を眺めるので、覚えてくれているような、そんな空気感なのです。それが明らかに、他の樹木とは違っていて、なんか嬉しいなぁと思いました。

 

今日も、その木にもたれて風に揺れる枝葉を眺めました。また脳が温泉に入っているようにリラックスし、手はヒビキがビリビリして、レイキをしている時と同じ感じになりました。その木はいつも私にヒーリングをしてくれます。

 

「なんとなく感じる」

 

これが、樹木とのコミュニケーションなんだな、と思いました。この感覚を大切にして、自分を空(くう)にして彼らと対峙する。そうしているうちに、もしかしたらもう少し深いコミュニケーションも出来てくるのかもしれません。

 

きっと、動物も同じなのではないかと思います。つまり、「言語」としてやってくるものだけがコミュニケーションではない、もっと全身全霊で「感じる」ところからの言葉にならない感覚のやりとりなのだろう、と。

 

お金をかけて勉強するのが最短のような氣がしてしまいますが、、、まず何よりも自分の感覚を大切に、感覚を研ぎ澄ませて、感じる……をやってみようかな、と思った今日の氣づき、でした。

 

だって、テレパシーって、きっと本来は持っている能力ですよね。特別でもなんでもない。「氣」を感じるって、実際に誰にでもできている。(自覚しているかどうかは別として)

 

人間はエゴも強いですし、言葉と心が一致していない事も多いので、それが違和感となって、相手の本音とかを感じやすいのですが、動物や植物はエゴがなく、自然体で生きているため、発する波動が軽いですし、押しつけるような重さがありません。

 

わかろうとしなくても感じやすい人間。それと同じコミュニケーションだと思っていたら、動物と植物には当てはまらないんだな……と思いました。

 

知りたい、と思ったら……ちゃんとそっちの方向へ導かれる。

 

言葉にだして質問してもいいし、文章に書いてもいいし、心の中で思ってるだけでも大丈夫。そのようにして、意識を飛ばしていたら、ちゃんと答えはやってきます。