自信がないと……

 

 

これまでの人生で、経験したことの無い事をしようとするとき

「自信がない」という氣持ちがわいてくる人は多いと思います。

 

昔は、私もそうだったかも……と懐かしく感じたときに、ある感覚が降りてきました(車の運転中です笑)

 

 

それは、「自信が無くて困るのはエゴ」……という感覚です。

 

 

自信が無いと感じる時。

「上手くできなかったら、どうしよう」

「ちゃんと出来なかったら、どうしよう」

 

……と、思いませんか?

 

けれど、

「上手くできなくても、問題ない」「ちゃんと出来なくても、大丈夫」と思っている人だったら「自信がなくて不安」という感覚になる事がありませんよね。

 

つまり、上手くできなかったり、ちゃんと伝わらなかったり、期待している結果を得られなかったりすると、「困る」と思うから、自信が無いと不安になるのです。

 

 

ちなみに、自信が無いと言っている時は、当たり前ですけれど、まだその事を始めていない、行動に起こしていない時です。

 

行動を起こしてしまえば、やった事に対しての体験が得られ、その事によってもっとこうしたい、などの改善策を思いついたりして、試行錯誤しながら経験値が増えていきます。ただ、それだけの事(^^)

 

 

上手くできないと、誰かに迷惑をかけるから?

…………迷惑をかけたら、何故いけないの?

 

ちゃんと出来ないと、ダメな人だと思われるから?

…………ダメな人だと、何故いけないの?

 

 

自信がないから、どうしよう……となる時は、エゴが不安に対して防御している時です。

 

自分が、自分に対して

「ダメな自分はよくない」「上手くできない自分は良くない」「ちゃんとしていないと、人から後ろ指をさされる」このように思い込んでいるのです。

 

自分が、自分に対して、がんじがらめのルールをいっぱい持っています。

 

自分が傷つかないように。

必死になって

 

ルールをたくさん、握りしめる。

自分にルールをたくさん課す。

 

怖いから。責められたくないから。

上手に生きる事が最優先事項になる。

 

 

けれど………。

それって、そもそも誰が決めたルールでしょうか。

 

 

これまでに傷ついたり、恥ずかしい思いをしたりして、もう、そんな思いをしたくないから採用した、自分が上手く生きる為の、自分が決めたルールですよね。

 

恐れをギュッと握りしめて生きている。

それを、「エゴ」と言います。

 

自信が無くて困るのは「エゴさん」だけです。

ちなみに、エゴ=自我、とも言います。

 

 

エゴさんは、傷つきたくなくて、一生懸命に立ち回るのです。必死に守りたいのです。ちょっと可愛らしいですよね。

 

だからね。

実は、自信なんて無くても、いいんですよ。

上手くできなくても、大丈夫なんです。

 

情けなくても、ダメダメでも

私はそのまんまの私で大丈夫♡

 

そんな風に自分に言ってあげられる。 自分だけはいつも自分の味方で、どんな自分も愛おしく、どんな自分も自分の一部だと決めること。

 

実は「本当のあなた」は、上手くできない経験も、恥ずかしい氣持ちになる事も、初めてにドキドキする氣持ちも……ただ、純粋に、体験しているだけです。そこにジャッジはありません。どんな感情も、どんな体験も、全てをただ味わっているだけです。

 

だから、あなたさえ、あなたの事を否定しなければ、あなたは満たされているのです。外側の誰かが自分を傷つける事など、不可能なんです……。

 

そもそも「上手くいく」なんてものもありません。

そんな絶対的なものが存在しません。

人によって、見える景色は様々です。

ただ、体験と感情があるだけです。

 

自分が、自分に対して

何の条件も課していない人は………

 

始める前のドキドキを感じても

それをネガティブなものと判断することが無く

経験を積んで自信のようなものが育ちます。

 

やる前に自信なんて、いらないのです。

 

 

自信が無いからできない

自信ができたら、やろう。

 

………「エゴ」さんの、モジモジした氣持ち。

わかると、笑っちゃいます。

 

ちなみに、身動きが取れない感じがする人……人生がなかなかスムーズに進まない人……も、無意識に上手く行かせようとしています。エゴさんが恐れを握りしめて頑張ってるから、動けないわけです……。

 

自分さえ「失敗の認定」としなければ、それは失敗ではなく、ただの経験、です。

 

 

……上手く生きようとしないでください(^^)