今日は一度は誰もが思ったであろうこの問題について、
私なりの見解を書きたいと思います。
イトオテルミーってなぁに？
って思った時、今の時代は皆さん、
ネットサーフィンして調べるんじゃないでしょうか。
それも、
検索ワードってどんな風に入力されましたか？
イトオテルミー怪しい
イトオテルミー宗教
イトオテルミー勧誘
イトオテルミーねずみ講
こんなところでしょうか。
無理もありません。
イトオテルミーは会員制度をとっていますから、
会員になって器具を購入する必要があります。
ハードルが高いじゃないですか、、、。
ちょっと勇気要りますし、
そもそも効果あるの？何に効くの？
また一体どんな団体がしている療法なのか、
そりゃ気になりますよ。
私も一通り調べたクチです。
だから皆さんの気持ちもよくわかります。
療術師となった今は
「そんなじゃないです。大丈夫ですよ。」
という、気休めの言葉では済まさない、
と決めています。
だって私が通った道だから。
実際に私と関わり、
会員さんになろうかと悩んでいる方には、
不安や疑問に、わかる事はお伝えしますし、
わからない事は一緒に考えたり、調べたりします。
まず、イトオテルミーは、
医学博士が20年の歳月をかけて完成させたものです。
現在の会長や代表も代々みなさんお医者様です。
お医者様なら安心ですか？
西洋医学をされているお医者様なら怪しくないのかな？
私個人的には、
と思っていません。
けれど、世の中ではそれが一般的な感覚です。
イトオテルミーの代表が代々お医者様なのも、
多方面から常に研究していく姿勢の表れと思います。
イトオテルミーの療術師の勉強をしてびっくりしたのは、
教材が本当に医学書だった事です。
イトオテルミーのテルミー線には
もぐさや生薬など沢山の有機物が入っています。
ハーブ、アロマ、漢方、、、。薬効のある
植物ですね。
それも西洋医学ができるずっとずっと前から
人間はメディカルハーブや漢方薬を使ってきたのだから、
私は自然に受け入れています。
でも…なんで会員制度なの？
ですよね…
思うに、時代背景だと思うんです。
イトオテルミーが世に出たのは昭和四年です。
この頃はまだ医者がたくさん居なかったので、
社会の最小単位である家庭の中で、お母さんが簡単な治療ならできるように、
また健康維持、未病、そんな役に立つように、考案されたんですね。
また、昔は祖父母と同居は当たり前、
ご近所付き合いもあった。
イトオテルミーは、火を使いますし、
覚えれば簡単ですが、
最初は器具の使い方もちょっとコツがいります。
だから会員制度にしているのは、
近所の指導師がちゃんと教えたり、
わからない事はお世話できるように、という事だと思います。
伊藤金逸博士は、
テルミーは大きな家族と思われていたみたいです。
イトオテルミーは戦後に日本海軍医の奥様方に広まり、
そこからご近所の方々へどんどん広まりました。
その方々は、もう令和の今は
かなりのご高齢になられているはずです。
それに、戦後は核家族化が進み、
お婆ちゃんのテルミーが、子や孫の代まで受け継がれていきにくい環境になってしまいました。
いつのまにか、
時代の中でテルミーは忘れらそうになっています。
お婆ちゃん達は、、
インターネットはあまりされませんよね、、きっと。
SNSもやらないでしょう。
お婆ちゃん達は、自分はテルミーを使っていても、
せいぜい自分の周りの人にしか伝えられません。
今の時代に高齢者が主流のテルミーを維持するのって、
なかなか難しいです。
こんなにいいものなのに。
伝わらなくて勿体無い…。
と、私は思います。
テルミーが会員制度なのと、
会員数が減っている原因は、、、
なんとなくご理解いただけましたか？
それでは、
勧誘、ねずみ講、について。
勧誘…。している療術師は居ないと思います。
私はした事ありません。
また、年に一回更新手続きをしなければ退会となります。
それも皆さんの自由です。
ねずみ講、、、って売れば売るほど儲かるんですよね？
テルミーは…その点は正直全く儲からないです。
儲けで売る意味がないんです。。
よくテルミーは奉仕の気持ちで、って言われます。
お金儲けしたい人には向きません。
テルミーを利用されて、、
そのご家族が癒されたり、痛みが和らいだり、
笑顔が増える事。
目的と言ったらそれしかありません。
イトオテルミー＝宗教
これも、勧誘されるんじゃないか！？
っていう不安からそう思われるのかな、、と。
もう一回言います。勧誘、しません。
でもですね、
そもそも医学の始まりは宗教から、
なんですね。
人々の恐れの主たる原因は、「死」です。
だから、病気になると神に祈ったり、呪術師に頼ったりした歴史があります。
大昔は宗教家が医者だったりしたわけで、
医学と宗教は切っても切り離せない、
と知っている人はどのくらいいるのかな、、。
今でも、病気の人が牧師から話を聞いて落ち着いたり、
手術が終わるまで、
ヒーラーが手術室の外で、ずっとヒーリングしてくれる国もあるくらいです。
人々の不安に寄り添う。
それを宗教と呼ぶならば、イトオテルミーも宗教かもしれません。
でも、勧誘はしませんよ。
いろいろ勘違いされがちなイトオテルミーですが、この辺は説明が足りないんじゃないかなー、
と私は個人的に思います。
私は説明します。
私は、
自分がご縁あってお世話させていただく会員さんには、
最初にご家族みなさんに私がテルミーをかけさせてもらう事にしています。
テルミーの温もり、テルミーの良さは、
かけてもらわないとわからないので、、、
味わってもらう事が何よりの説明でもあります。
でも、その上でちゃんと不安や疑問にお答えしますね。
