何を感じてもいい理由は

 

我々は、日常生活で絶え間なく

自分を取り巻く環境や、人間関係によって


何かを感じて生きています

 

 

あなたの心に感じたその反応は 

あなただけのものであって


万人に共通するものではありません

ここはわりと勘違いしやすいところだと思います

 

 

これは良くない、

普通はこうする、

人としてその態度はオカシイ、と 

 

私は趣味趣向の話をしているのではなく、人として正しいことを言っているだけなのだから

 

 

………という、思い込みです。

 

 

 

みんながみんな、あなたが正しいと思うことを、その通りだと感じるなんてことは、ありません

 

 

あなたは、自分の正しさを信じて、

あなたの見たい世界を構築しています。

 

 

世の中の全ての人が、

同じように独自の世界を描きます。

 

 

だから、普通は……なんてものは、存在しようがありませんし、

あなたの信じる普通は……の真反対を生きている人も沢山います。

 

 

普通はこうだ
こうするのが当たり前

 

 

こんな観念をたくさん握りしめていればいるほど、日常のあらゆるところで、心が揺れます。

 

正しくない人や、酷い出来事が、あなたを苦しめ、あなたに怒りの感情を抱かせます。

 

 

その時に、氣づくのです。


 
あなたという人間が、どんな観念を持って生きているのか。

 

あなたという人間が、どんな事を美しいと感じて、どんな事を悲しいと感じるのか。  

 

 

楽しい感情を抱くのはどんな時か
何に対して笑ってしまうのか

 


それを…… 

目の前の人や、取り囲む環境が、

 

あなたに教えてくれる

 


そうやって、あなたは、あなたという個性を知っていくのです。

 


同じ人など一人もいない

目に映る、感じる全てが、あなたを映し出す

 


そしてこれは、我々だけに起きている法則ではなくて

 

 

実は宇宙も………

 

 

我々の日々絶え間なく感じているこの心象風景によって

 

宇宙自身を知っていくのです

 

 

我々が揺れるたびに

 

 

無数の宇宙の細胞である私達が
宇宙に自分の姿を感じさせてあげている

 

 

だから

 


いらない感情などないし 

あなたは、ただ体験し

ただ感じるだけでいい

 

 

ただ存するだけでいい理由