今日、たまたまテレビで全国の18歳の青年1000人が、アーティストと一緒に大合唱する番組を見ました。
途中からだったので、番組の趣旨はちゃんと説明できないのですが(素晴らしかったので、最初から見ていなくて残念でした💧)
18歳の青年達は、その歌のステージで、それぞれ自分が日頃やっている事をパフォーマンスしてコラボしていました。
それは、花道であったり、日舞、バレエ、ダンス、茶道など、いろいろ。多感な年頃の彼らにとって、人と違う自分が選んだものに、どこか自信が持てなかったり、カッコ悪さを覚えたりしたもしれない。
そんな彼らが、全国の同級生の前で『これが自分だ』を掲げる。
それに対して、1000人の全国の同級生が大歓声で応える姿は、見ていてこちらの胸が熱くなりました。
成人式のセレモニーとは、本来こう有るべきだな、と思いました。それは、人と違う自分の個性を堂々と掲げて『私』を生きる、と宣言すること。
選挙権を得る事でも、経済的に親から独立する事でもなく、『自分軸で生きていく』それこそが本当の自立であって、自分軸が確立してこそ、自分を大切にするのと同じように他人を尊重でき、助け合いながら、認め合いながら社会を生きていけるのです。
今日の彼らは喜びと自信に満ち溢れ、本当にキラキラと眩しかったです。
リハでは、歌う事に少し恥ずかしさがあった彼らが、本番は自分の殻を打ち破って、持て得る全エネルギーを体から放出して歌う姿は、本当に素晴らしく、感動的でした。
人の声の力って、凄いです。
昔、オーケストラをやっていた時、合唱団と一緒にやる曲も何度か経験しましたが、自分が楽器を吹いている雛壇の後ろで、合唱団の歌声があるというのは…その力強さ、響きの美しさに包まれ、ちょっと他のことでは経験できない…恍惚なんですよ。
また、今日は娘がピアノ伴奏を頼まれていて、合唱部のコンクールを見に行ってきたので、これまた会場で人の声に感動し…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)今日はもう、人の歌声にヤラレル日なんでしょう。
私は大合唱を聞くと自動的に涙が出てしまうので、自分の中にそんなスイッチがあるんだ自覚しています(笑)