心も身体も自然であること

 

 

大変ご無沙汰しておりました。久しぶりのブログになります。

 

実は、この二週間近くは、日常の中でちょっと変化が起きて、それがひと段落してからブログを書こうかな、と思っておりました。

 

事の始まりは、二月初めに受けた健康診断だったのですが、生まれて初めて「要精密検査」となりました。血液検査も長年の間ずっと健康優良児だったんですが、生まれて初めてメタボ予備軍的な診断(まだ正常値ではあるけれど)がなされました💦この一年で代謝が落ちたのは感じていたし、上手く回っていないな……とは思っていました。帯状疱疹にもなりましたし……。

 

要検査項目は、乳がん検査だったんですが、、、左右両方に、のう胞性病変と腫瘍があったみたいです。見た目にシコリも何もないし、本当に驚きました。すぐに検査の予約を入れましたが、予約がいっぱいで、本日検査をしてきました。

 

その間、自分の心の動きを観察していましたが、「もしかしてガンかも」という事態になり、自分がどう思ったかというと……。

 

「身体は間違えない。自分の身体の細胞に良いも悪いもなく、全てが大切な細胞だ。そして、その中でもしガンになる細胞ができたとしたら……それは宿主である私の命を守るために、何等かの理由があって今そうなっている」

 

…でした。

 

そう考えると、ガンかもしれないその細胞に、愛おしさを感じ、感謝の念をいだきました。(実は、28歳の時に甲状腺癌になった事があるのですが、その時はもっと狼狽えましたし、この先どうなるんだろう…と不安でいっぱいでした。)

 

ガンを、自分の身体にどこからともなくやって来た憎き悪者‥‥と思うのが普通なのでしょうが、自分の身体の細胞を善悪で分けることもなく、どれもこれも大切な自分を構成する一部と心底思えた。

 

こんな風に感じた自分を発見して、私はあらためて自分のシフトがかなり進んでいたと実感することとなりました。

 

それで。

 

 

自分は、たとえ癌であったとしても、手術をするつもりも、抗がん剤治療をするつもりもありませんでした。理由があって癌細胞になったものを切ったとしても、根本的に自分の肉体環境が変わっていなければ、他の臓器で同じことを繰り返す、と思ったからです。私のやることは肉体の根本的な改革……というか、精神も肉体も、自然な状態へ戻すことが、自分のやることだと思いました。

 

 

そう考えた時に、ふと思い出したのは、10年くらい前に読んだこのお話でした。

世にも美しいガンの治し方 | ムラキテルミ オフィシャルウェブサイト (murakiterumi.com)

 

その当時、これを読んで凄く印象深かった。ガンの原因は血液の汚れ。ガンは血液の浄化装置。自分の作ったガンは自分で治す。

 

 

病院の精密検査までの2週間、とにかく自分に出来ることをやろう…と、ジューサーを購入し、人参りんごジュースでファスティングを開始しました。

 

最初の5日は一日一食。(和食)その後は、ファスティングをしています。

 

驚いたのが、人参りんごジュースがめちゃめちゃ美味しい!!そして、食べていない時間に空腹をあまり感じず、むしろ心地いい。夕食を食べると、身体が消化にエネルギーを使っているのがすごくよくわかる。その間は、身体の修復へエネルギーが回らないのも感じました。なので、四六時中食べている人は、身体の修復が追いついていないと思います……(食べ物が入ってくると人は自動的に消化へエネルギーを費やす)

 

こういう生活に慣れてくると、食べない事の方がむしろ自然に思えてきます。消化にエネルギーを費やさないおかげで、なんと長年の花粉症の症状が、ほとんど出ていません。これは嬉しい副産物でした。

 

もちろん、余命宣告をされることも想定しました。そうなると、高校生になる娘に毎日お弁当を持たせてあげられないな…とか、浮かんできて、悲しい思いをさせてしまうな‥と考える自分もいる一方で「そういう経験をしたからといって、それで彼女が不幸だとか、可愛そうな人間だ、という事ではなく、それもかけがえのない人生の大切な経験の一つで、その人の人生の彩り」という思いが浮かんだりもしました。

 

手術や抗がん剤治療を受ける気は無いので、病院の治療が最善だと信じる一般的な考えの家族が、もし私に病院での治療を願ったとしても、私はそれには応えられない。遅かれ早かれ人はいつか死ぬ。その時に「ママは家族の為に本当は嫌だったのに治療を受けて恨みがましく死んでいった」よりは、辛くとも「ママはやりたいようにやって生きた…」となった方が、残される人の後悔も無いのではないか、と勝手ながら思いました。

 

もしもガンだったら。

 

時間をかけてがん細胞になったのだから、同じくらい時間をかけて自分の身体を自然な状態へもどしていこう。

 

身体はいつも、私の為に働いてくれる。身体は間違えなかった。身体の声を聴いていなかったのは私だった。でも、今は私も身体の方を向いているし、ようやくタッグを組んで私は私の為に生きている……。

 

そう思ったら。

 

体中にシアワセな気持ちが溢れて、「ああ、よかった」と思いました。

 

 

 

……そんな2週間を過ごして、今日の検診だったのです。検査前日は、「結果が悪性でも良性でも、それで私の人生が変わるわけじゃない。今日も明日も、同じただの一日だ」と思いました。そして、良性でも悪性でも、私の今取り組んでいる身体の為の生活スタイルが変わることも無いのです。治療も受けないわけだから、明日を境に何かが変わるなんてこともないのだ。。

 

 

 

 

で、結果は「良性」でした。。

 

 

長々と書いて、ご心配かけました💦すみません。まだ、穿刺検査の結果を見ないとわからないのですが、マンモグラフィーとエコーの結果、そのような診断をいただきました。

 

…自分としては、悪性のつもりでいたので、拍子抜けのような、ほっとしたような気持ちでしたが、内心私よりも心配していたであろう主人にすぐに報告し、喜び合いました。そして、肩の力が抜けたのを感じました。自分で思っていたより緊張をしていたのだな……とわかりました。

 

驚いたのは、左右にあった腫瘍のうち、右に関しては確認できず、左側の「のう胞性病変」は、繊維腫になっていて、のう胞でも無かった……というものでした。

 

それが、人参りんごジュースの断食によって血液が浄化されてきていたせいなのかは、わかりません。あまりにも短期間ですし。けれど、そんな短期間でも花粉症は治ったし、体重も減って、身体は元気ハツラツになっているので、たった二週間でも血液に変化が無かったとは言えないだろう…とは思います。もちろん、悪性→良性になった……とかではなくて、もともと良性だったのでしょうが。

 

 

そんな感じで……。

 

静かな中でも、自分の中で生活スタイルが変わるキッカケとなった、出来事となりました。

 

「心も体も、自然であること」

 

それが、自分にとっての最も大切にしたいものなのだな……と、あらためて実感したし、だからこそ、そのように軌道修正を促されたのだろうな、と思います。

 

 

ファスティングを終えて、これから少しずつ回復食にしていきますが、今後も人参りんごジュースと、一日一食(和食中心で)を続けていくつもりです。